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BibTeXとConferenceタイプエントリの紹介

BibTeXは、文書内の参考文献リストをフォーマットするための参照管理システムです。特に科学技術分野の学術的な執筆で広く使用されています。このガイドでは、BibTeXのconferenceエントリタイプを紹介し、LaTeX文書での使用方法を示します。

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Conferenceエントリタイプとは

conferenceエントリタイプは、会議の議事録に掲載された論文を参照するために使用されます。conferenceエントリに必要なフィールドは以下の通りです:

  • author: 論文の著者の名前
  • title: 論文のタイトル
  • booktitle: 会議の議事録の名前
  • year: 会議が開催された年

conferenceエントリの任意フィールドには以下が含まれます:

  • editor: 会議の議事録の編集者の名前
  • volume: 議事録の巻号
  • number: 議事録の番号
  • series: 議事録が属するシリーズやセットの名前
  • pages: 論文が掲載されているページ番号
  • address: 会議の開催場所
  • month: 会議が開催された月
  • organization: 会議を後援した組織
  • publisher: 議事録の出版社
  • note: その他の情報

以下はconferenceエントリの例です:

@conference{example_conference,
title = {The Effects of Climate Change},
author = {John Smith and Jane Doe},
year = 2022,
month = {June},
booktitle = {Proceedings of the Annual Conference on Climate Change},
publisher = {Springer},
address = {Los Angeles, CA},
pages = {55--62},
note = {これは会議の議事録内の論文のサンプルエントリです。},
editor = {Bob Johnson},
organization = {Climate Change Association}
}

LaTeXでのConferenceエントリタイプの使用

BibTeXファイル内にconferenceエントリを作成したら、LaTeX文書で\citeコマンドを使用して参照できます。例えば:

\documentclass{article}
\begin{document}
According to \cite{example_conference}, climate change has significant effects on the planet.
\bibliography{references}
\bibliographystyle{plain}
\end{document}

この例では、references.bibファイル内のexample_conferenceエントリが\citeコマンドを使用して引用されています。その後、plainスタイルを使用して参考文献が生成されます。