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BibTeX フィールドタイプ: email

BibTeX の email フィールドは、著者のメールアドレスを引用に含めるために使用されます。このフィールドはあまり一般的ではなく、多くのスタイルでサポートされていない可能性がありますが、場合によっては著者と直接連絡を取る手段として役立つことがあります。以下では、BibTeX エントリにメールアドレスを適切に組み込む方法を説明します。

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メールアドレスを含める方法

メールアドレスを BibTeX エントリに記載する場合、以下の 2 つの推奨方法があります。

参考文献の末尾に注釈として表示

この方法では、メールアドレスを引用の末尾に注釈として追加します。他の情報と明確に区別されるため、視認性が向上します。

@book{Sample2023,
author = {Muller, John},
...
note = "{\tt john.muller@example.com}",
...
}

姓の後ろに表示

もう一つの方法は、メールアドレスを姓の直後に記載する方法です。この形式は、著者とメールアドレスの直接的な関連を示し、迅速な連絡が可能になります。

@book{Sample2023,
author = {Muller {\tt john.muller@example.com}, John},
...
}

メールアドレス記載のガイドライン

  1. プライバシー配慮: 著者のメールアドレスを含める前に、必ず本人の許可を得てください。プライバシーを尊重し、倫理的な指針に従うことが重要です。

  2. フォーマット: メールアドレスを他のテキスト要素と区別するために、テレタイプ(\tt)フォントスタイルを使用し、明確で読みやすい形式を維持してください。

  3. 互換性: email フィールドは標準ではないため、すべての BibTeX スタイルでサポートされているわけではありません。使用するスタイルとの互換性を確認し、フォーマットの問題を回避してください。

結論

email フィールドの使用は一般的ではありませんが、著者との直接的な連絡を可能にする場合に役立つことがあります。このフィールドを使用する際は、倫理的ガイドラインに従い、選択した BibTeX スタイルとの互換性を確認してください。推奨される形式に従うことで、メールアドレスをスムーズに引用に統合できます。